壁に描いてあったこの画がARマーカーになっているらしい
HADOとは
AR技術と、モーション認識(?)技術を使ったテクノスポーツ。HADO対人戦とは!?動画はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=lJw2kuKB1iE
ルール
- プレイヤーは自分のライフを表す羽根を4つを持っています。
- 敵の羽根を自分の出すエネルギー弾で倒すのが目的のゲームです。
- 羽根を4つ失うと、5秒間操作不能になって敵チームに1点入ります。
- 羽根は上手く狙うと、一度に4枚倒せます。
- 腕のセンサを振るとエネルギー弾が出ます。一度エネルギー弾を打つと、次の弾を出せるようになるのに2秒ぐらい待つ必要があります。
- 腕を下にして、エネルギーを溜めた後、下から上に腕を振るとバリアがでます。
- 人数は 1 vs 1 から 3 vs 3 まで、おこのみで。
- 80秒プレイして、より多く点を取ったチームの勝ちです。
ハードと仕組み
ハードとしては、スマホ+自作ゴーグル+腕に筋電位センサということでした。プレイヤーの位置取得はARで3D空間を検出するのの逆変換で行っているのだそうです。
なので、裏技的には弾が飛んできた瞬間に首を振れば(カメラを別方向に向ければ)、弾を避けれます。
筋電位センサを使っているので、腕を振らなくても、手をグーにしたりするのでもエネルギー弾は出せるという話でした。
けど、バリアは下から上への動作で出るようになっていたから加速度センサも入っているのかも。
将来的には、筋電位センサを活用して、もっと凝った攻撃もできるようにするのを検討しているそうです。(例えば、手をグーにしてエネルギーを貯めて、パーでエネルギー弾出すとか)
プレイ体験
最初に言っておくと、非常に新鮮な体験で好印象でした。
ただ、ズルができたり、負けた時の納得感の薄さから、まだスポーツと言えるところには至っていないように感じました。
あと、ちょっとリフレッシュレートが低いからか、プレイ後少し酔いました。
ARゲームの可能性
上に書いたこと以外にも色々と問題を感じて、それをどうやれば解決できるかなぁと色々と考えさせられました。ARのゲーム作ったこと無いし、そんなに深く考えられていないので、素人意見ですが、
ARのゲームってリアルの世界で自由自在に動きながら遊べるのが楽しいのだと思います。しかし、
- 自由自在に動かれると、プレイヤーのトレースが難しい。
- 現実世界って、ビデオゲームの世界のように見た目が遊びに最適化されていないので、非常に見づらい。(通常ビデオゲームでは、背景と、ゲーム的に意味のあるプレイヤー、敵、アイテム、などは色味や質感を変えて認識しやすいようにしている。)
という問題がつきまといます。
そうなると、IBMのやっているやつみたいに、全部をバーチャルな世界で完結させたほうが当然遊びやすい。めっちゃ金がかかるけど。
とはいえ、きっとARにしかできなくて、かつ上記の問題を解決したゲームって、きっと何かあるんだと思います。
例えばThe Eye of Judgementのようなゲームだったら、1の問題も2の問題も、顕在化しにくい気がします。
未来を感じた
いろいろ書きましたが、一番強く感じたのは未来を感じた、ということです。それは、ゲーム的な部分というよりも、むしろマーケティング的な部分で。HADOは既に幾つかの施設に置かれたり、イベント利用されたりしているそうです。素晴らしい!
将来的には、このHADOが全国に設置されて、全国レベルの大会が開かれるというビジョンもあるそうです。
前職にいたとき、こういう施設設置型のエンターテイメントってすごくやりたかったので、単純に凄く羨ましかったです。
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