「空気読めよ」的な圧力が蔓延している世の中で、蛭子さんのように飄々と自分の価値観に正直に生きている人がいるというのは、すごく勇気づけられる。
僕の場合、自分の悩みは、すべて自分で解決することにしているんです。というのも、誰かに悩みを相談して、「なるほど」と思ったことが、ほとんどないから。だって、その悩みについて誰よりも詳しいのは自分ですよね。
この人がこの世からいなくなって二度と会えない状況になったら、本当に悲しいだろうな……って思っている人は、正直なところ2、3人しかいないんじゃないかな。
確かに こういう側面もある。
しかし、世の中の常識とは少しずれているので、普通の人は、なかなかここまでストレートに言えない。
僕と同じような内向的な人はそういう傾向が強いような気がしてなりません。できれば放っておいてほしい、できればひとりになりたいと思っている一方で、心のどこかでは、誰かに評価してもらいたいと切に願っている。
やっぱり人ってかっこつけたいから、こんな自分勝手な面を知られたくはない。けど、人間、そんなもんだし、別に隠さなくってもいいんじゃない?ってことだと思う。
自分もこんな風にマイペースに、自分に正直に行動していきたいと思っているけれど、蛭子さんほどの域に達するにはまだまだ時間が必要。
しかし、この本がそれを後押ししてくれたのは間違いない。
0 件のコメント:
コメントを投稿