前回:素人が15Pの読み切り漫画を描き上げた方法
ネタ
異国にいればネタはたくさんあります。ちょっとした事でも国内の人からすると新鮮なことなのでネタには困りません。 困るのはまとめ方です。とりあえず、ネタになりそうなエピソードをズラッとリストアップして、どうすればネタを自然な形で繋げられるかを考えます。
ネタ出ししたところ、今回はホームステイ先のホストのネタが多かったので、それを中心にまとめる事にしました。この段階で、相当数ネタが切られます。漫画として日の目を見なかったネタは思い出話として取っておきましょう。
道具
前回はアナログで描いたのですが、ロンドン国内で画材を揃えるのも大変ですし、今回はデジタルにチャレンジしました。ペンタブレットを持ってなかったので購入する事に。しかし、なかなかペンタブを売っているリアル店舗はロンドンにはありません。
現地の友人に相談しても、ネットで買った方が良いよと言われたのでネットで購入することにしました。買う前に描き心地を確かめたかったんですが、仕方ありません。いろんな人に聞くにつけ、どうやらロンドンはネット中心社会みたいです。
今回購入したのはこちら!(の正確には英語版)
安定のWacomのペンタブ(安いやつ)に、コミック作成ソフトが付いているものです。amazonで購入しました。ネット購入で心配だったのが受け取り方法なんですが、近所の郵便局預かりにすることができたので、何の問題もなく受け取ることができました。
Clip Studio
コミック作成ソフトのClip Studioは操作系がPhotoshop に近いのですぐに慣れることができました。1点だけどうしても嫌なのがペンの太さの変更がフォトショと違って面倒なこと。(Altとドラッグで変更できない...)それ以外は大きな不満も無く、非常に使い勝手が良かったです。
ネーム
書き出したネタの順番を考えて、だいたいのページ配分を考えます。ページ配分ができたら、それに従って描き出します。今回は手間を省くためにネーム兼下書きにする事にしました。ついでにテキストもハナから本番でも使うつもりで入れていきます。
進めていくとどこかでページが中途半端になったりするので、そういう時はコマを他のページに移すなどして、尺を調整します。
描きたいけど自力で描けない絵は、前回同様ググります。
例えば
「犬 イラスト」「呆然 顔 イラスト」
といった感じです。
出てきたものの中からイメージに近いものを参考にしつつ描きます。
次に友人に見てもらってフィードバックを貰います。今回は海外にいるので、レンタルサーバーにアップロードして、日本の友人に見てもらいました。フィードバックを元にネームを修正します。
ペン入れ
ネーム兼下書きを元にペン入れ(清書)していきます。私は絵が下手です。なので、今回、ほとんどの背景は写真をトレースしたり、写真を漫画風に加工するソフトを利用したり、フォトショップで加工することでしのぎました。
アプリを使うとこんな感じの背景があっという間に。
感想
デジタルはアナログで描くのより倍ぐらい楽でした。今回海外から同人誌の原稿を入稿した訳ですが、ITのおかげでほとんど不便さを感じませんでした。
場所は東京ビックサイトです!「し21a」にて売っております!是非お越しを!
ごめんなさい、私は不在です…
ごめんなさい、私は不在です…
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