ぼったくりバーの後、フェリー搭乗の時間が迫っていたので急いで港行きのバス停まで行く地下鉄に。
地下鉄に乗ると、近くの女性が財布の入った僕のポケットに手を伸ばしてきました。混雑していてスリが怖いなぁ注意しようって思っていたので、すぐに気づき慌てて手で防ぎました。なんか向こうは悔しそうにしつつ、「ちっ、リュック降ろしなよ、邪魔なんだよ!」的な事をギリシャ語で言ってきました。ギリシャ語分からんけど、たぶん、そんなん言ってました。
まあ、めっちゃ混んでたのでリュック邪魔だろうな... っと思って、すごすごと降ろしてリュックを前に抱えて降りる駅を待ってました。そこまでは良かったのですが、次の駅で降りる時に十分注意していたものの もう一方のポケットに入ってた携帯を盗まれてしまいました!
降りた瞬間に気づいたので、車両に戻って、
「誰だ携帯盗んだ奴はコラァ!」
って叫びました。
って言いたいところですが、実際には、
「誰か盗んだ人いる?」
みたいな英語になってしまって、まあ、当然、名乗り出るわけもなく泣き寝入り(T_T)
女性とは反対側のポケットだったので2人1組だったのかも。混雑してるところではポケットに物を入れてちゃダメですね。
ぼったくりバーはネタ的に面白いから、まあ人生で一度ぐらい良いか... っと思っていたのですが、携帯盗まれたのはネタ的にそんなに面白く無いので悔しいです。
今まで詐欺も盗難も遭ったことが無かったので、自分の今までの防御レベルで大丈夫なんだろうと思っていたんですが、今まではたまたま運が良かったか、治安の良いところしか行ってなかっただけなのかも。この調子で、この先の旅行大丈夫だろか不安になってきました。
ちなみに盗まれたのは海外用に買ってイギリスのSIMを差していたもので、iPhoneの方は手元に残ってます。
しかし、盗まれた携帯に今晩の宿情報をメモしていたので非常に困りました。
ネットに繋げられれば宿の情報を取得できるのですが、港かフェリーでWifiにつなげることを期待していたのに、そこにWifiは無し。
ミコノス島についた先でどこかWifiにつなげるところがあれば、っと思っていたのですが、港付近は閑散としていて何もありません。
しかも着いたのは夜10時半で暗い。タクシーもいない。宿がどこかわからないので、とりあえず街の明かりが見える方に向かって歩きます。
お店も閉まっているところが多いです(ってか、そもそも港付近には店がほとんどない。)。
スーツケースを引きながら歩いて、途中、明かりがついている建物を見つけては、wifiが飛んでないかを調べました。
かれこれ1時間ぐらい歩いて、やっとひとけのあるところまでたどり着き、近くのホテルっぽいところに近寄ってwifiをチェックするとパスワード無しのwifiを発見!
それで何とか宿の名前と場所を調べることができました。そっから歩いて10分程度でホテルに到着できたものの、なんとホテルのレセプションが午後4時でclose! ホテルに入れません!
中に誰かいないかと思って扉を何回かノックしていたら、隣のホテルのオーナーらしき人が出て来て助けてくれました。
僕が宿泊するホテルのオーナーに電話してくれて、なんとかホテルに入ることができ、そして今、ブログを書いているという。
なかなか旅行中ハプニング起きないなーっと嘆いていましたが、もうしばらくはいいです(-_-)
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