おじさん80歳で、片目が見えてないそうです。片目だけ目が白かった。この辺りの事や、ギリシャ名物のこと、これから行く僕が行くミコノス島の事なんかを話してくれました。少しボケているのか同じ質問を何度もされましたが、別に気にせず会話を楽しんでいました。ちょうどランチの時間だったので、良いお店ない?っと聞くと、この辺のレストランは観光客向けで良くない、近くの小さめの良いレストランがあるっと言って連れて行ってくれました。
そのレストランでは普通にご飯を食べました。店主オススメのサラダと、ムサカというナスとじゃがいもとひき肉を重ねて焼いたものをいただきました。
ジョージアはしきりに地元のお酒ウゾーを勧めてきましたが、まだ昼間だし僕は断ってました。
そいで、途中から隣の席にもう1人お客が来ました。イタリアからホリデーで来ているらしいです。名前はオーランド。
そのオーランドが「どこから来たんだ?」と言って途中から会話に入ってきました。オーランドとジョージアと3人で会話していると、店の店主がワインを勧めてきました。しかも、おごりで。そんな簡単に奢っちゃう国民性だからギリシャって財政破綻したのかなぁとか思いつつ、奢りならという事でもらう事に。
その後、ジョージアはそろそろ妻が待っているから...と言って帰っちゃいました。
その後はオーランドと2人でワインを飲み、お会計。お値段は12ユーロ。普通ですね。ただ、この時、僕が細かいお金がなく、しかも店主もお釣りがないと言ったので、代わりにオーランドが5ユーロ出してくれました。
それでオーランドに返す5ユーロを崩すために2人で近くのお土産屋に。その後、オーランドがもう一軒行こうとするので、5ユーロ立て替えてもらったし ここで断るのも悪いなと思って、ついていく事に。
んで、行った店がぼったくりバーですよ。途中で女の子が来てオーランドが女の子の分のシャンパンも頼んだので「あーこれは噂に聞くあれだ!」っと思ったんですが、たぶんワイン一杯飲んでいたのと、心のどこかでまだオーランドを信用していたので、30分ぐらい逃げ出せず。結局、お値段260ユーロを払って帰ってきました。
あまり疑い過ぎたくはないですが、今思うと、ジョージアも、最初の店の店主も、みんなグルだったのかなぁと。
いくらでも怪しいところはあり、防ぐチャンスはいくらでもあったのに、情けない。
オーランドがイタリア人なのに、やたらとギリシャに詳しいとか、ギリシャ語を少し喋ってたりとか、今思うと最初の店でお釣りが無いと言っていたのも怪しい。
たぶん、旅先での偶然の出会いを楽しみたいなぁという思いが目を曇らせてしまったんだと思います。
最初の店で、そのまま帰られていればワイン一杯ぶんお得ってだけだったのが悔しい。
最後にオーランドと一緒に撮った写真を。
ギリシャ行ったら、この顔にご用心ください。(サングラスしてバレないようにしてるけど...)
今日、ここで終わっていたら、まだ許せた...
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