京都には数々の魅力的なゲストハウスがあるという噂をよく聞いていたのですが、京都に住んでたら、そりゃあ行きません。
せっかく京都の家を引き払ったので、この機会にゲストハウスに泊まってみることにしました。
今回泊まってみたのは、「ゲストハウス ソイ(旧Sim's Cozy)」!
なぜ、ここに泊まったのか?
一言で言うと、会社の先輩に強烈にプッシュされたからです。実は、この宿、以前中国でゲストハウスをやっていたオーナーさんが日本に引っ越して始めたゲストハウスなのです。
会社の先輩が中国を旅行していた折、このオーナーさんのゲストハウスに泊まったらしいのですが、そのとき、非常に快適だったというのです。
- 「自分が数々泊まってきたゲストハウスの中で最高!」
- 「旅人が求めるものは全てある!」
- 「中国のゲストハウスのスタッフの多くは、いまいちやる気がなさそうだったのに、ここのスタッフは皆いきいきと働いていた!
といった賛辞のオンパレード。意識高い系たるもの、この宿は行っておかねば、っと思ったのでした。
良いな!っと思ったところ
早速ですが、実際に泊まってみてこりゃ良い宿だわ!って思ったところを列挙します。
- あたりまえのように綺麗
- あたりまえのように親切
- 当然Wifiもある
- ゲストハウスには珍しく、タオルもある!
- 入り口に近隣の天気情報を載せてくれている
お手製のボードに、京都、大阪、奈良、東京の天気情報を載せてくれています!これは嬉しい!
- 共有スペースに風情がある
- クレジットカード払いもOK(楽天スマートペイ)
ゲストハウスってカード非対応のところが多いイメージがあるのですが、この宿はiPadにちっこい機器をくっつけることでカード払いに対応していました。
- 扇風機とエアコンどっちもある
エアコンが苦手な人には嬉しい。
- 部屋に電源タップがある
- しかもその電源タップが世界対応されている!
ちょっとしたことですが、これが一番感動したかも。
- 自転車のレンタルがある(500円)
- トイレにウォシュレット機能の英語説明がある
英語説明を見てハッとしました。確かに外国にはウォシュレットが無いから分からないですよね。
- 23時以降はドライヤー専用の離れた場所でやってねという注意書きが。
気遣いが嬉しい。
- マットレスが凸凹しててなんか気持ちいい
- 希望する人には500円で美味しい朝食もある
- クイーンサイズベッドを備えた4人まで泊まれる部屋もある
ちなみに、僕の部屋は、こんな↓
掛け軸が良い雰囲気を出しています。よく見ずに予約したので2人〜3人部屋を取ってしまいました。これで6000円。同じ値段のビジネスホテルより断然いいですね。
マイナス面をひとつ上げるとすると、隣部屋の話し声が聞こえる点。
建物の半分は古い建物を改修したものなので、壁が薄いみたいです。
まあ、しゃあないですよね。我慢できる程度でした。
成り立ち
ゲストハウスソイのオーナーは日本人の女性の方。旦那さんはシンガポール人。もともと、旦那さんの仕事の関係で中国に住んでて、そこでゲストハウスを始めたのだそうです。
旦那さんも仕事を辞めてゲストハウス運営に専念するようになり、じゃあ、どうせなら中国じゃなくてシンガポールか日本でゲストハウスをやろう、ということになったそうです。
そして、昨年6月、日本でゲストハウスを始めたそうです。京都なのは単純に需要が多いからとのこと。
建物は、元々京都女子大学の寮だったところを改築したらしいです。
このゲストハウス、元々はシムズコジー(Sim's Cozy)という名前のゲストハウスだったのですが、今はシムさん(旦那さん)がいなくなったので、名前が変わってゲストハウス ソイ という名前になっているそうです。
で、旦那さんが いま何をしているかというと、なんとマレーシアでゲストハウスを始める準備をしているそうです!
今年の8月マレーシアのジョージタウンでスタートするそうです!こちらも要チェックです!
ちなみに、このゲストハウス、日本人客が少ないそうです。というのも、楽天などのサイトに載せていないからです。
日本で予約する際はBooking.comでどうぞ!
なぜ従業員がいきいきとしているのか
せっかくなのでなぜここの従業員はいきいきと働いているのか聞いてみました。まず、オーナーさんに聞くと、きっとシムさんが常に動き回って忙しくしている人なので、それを見ている従業員の人も頑張らなきゃって思うんじゃないですかねぇということでした。
次に、従業員の方に聞いてみました。この従業員の方は、元々 中国のSim's Cozyで働いていて、今は、再びこのゲストハウスで働いているという方です。すごい!
この方いわく、シムさんが優しいから頑張らなくちゃ、って思うということでした。今でも覚えているのは、忙しくてお昼ごはんが取れない時にも、シムさんは気を遣って、どこからかフルーツとかを差し入れで持ってきてくれた、ということです。
人のモチベーションに、国境はないなぁと感じました。
ちなみに、この従業員の方も京都でゲストハウスを開くべく、今は場所を探し中とのことです。そちらも楽しみですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿