コミティアに初参加してきました。
コミティアとは、東京で年4回行われるオリジナル(二次創作でない)に限定した同人誌即売会です。
同人誌即売会というとコミックマーケットが通称コミケが有名ですが、規模的にはその半分程度でさらに開催が1日だけです。(コミケは3日)
何もかも初めてだったので非常に楽しめました。
如何にして売るか
今回私が載せてもらった「カミトバ。」という本。今のところまだまだ無名のサークルなのですが、やはり出す限りは売りたいです。
私を除いて多くの先生が画力のある方ですし、売れるチャンスはあります。
売り子をしていた私の感触として、
- 前を通る人の10人に9人がポスターなり、表紙なりを見てくれる
- こちらを見てくれた人の10人に1人は、本を手にとってくれる
- 本を手にとってくれた人の5人に1人は買ってくれる
というのがありました。500人通過したら9人買ってくれる感じですね。
ポスターや表紙が良く、注目を集めることには成功していたので、あとは、2の「本をとってもらう率」、3の「本を読んでから買ってもらう率」を上げていくのが重要です。
"本をとってもらう率"は、ちょっと気になってそうな人がいたら「もしよかったら手にとって見て下さい!」と声掛けをすることで、ヒット率を向上させることがある程度できました。
"本を読んでから買ってもらう率"が難しく、正直、私の低い画力が、この"買ってもらう率"を下げてた感は否めません。
次回は半年後ですが、もうちょい精進しようと思います。
ちなみに、今回、何冊売れたか明言は避けておきますが、おそらく中央値よりは上で、平均値よりは下だと思います。
(中央値とは、売上ランキングで中間順位のサークルが何冊売り上げたかという数値です。)
どの時間帯に多く売れるか?
今回の売上をグラフ化しました。お昼ぐらいから3時にかけてが売れるようです。
午前中は皆さんお目当てのサークルに向かうので、なかなか無名サークルに寄ってくれる人は少ないように思います。
午後になると、ひと通りお目当てのサークルを見終わった方々が無名サークルの方にも物色しに来てくれて、お買い上げしてくれているのではないかと思いました。
同人誌サークルの憧れ"壁サークル"
人気の同人サークルは、行列ができて人の流れの妨げになるので、壁側に配置されます。
これを業界用語で「壁サークル」というそうです。
一説には壁サークルは通常のサークルの100倍の集客力があるとか。
まじか...
しかし、本当でしょうか?
本当かどうか推測してみることにしました。
コミティアに入場する際に購入する冊子には、前回のアンケート結果が載っています。
その中に売上の統計データもあります。
また、壁サークルの数は、だいたい60サークルということがわかっています。
このグラフから上位60サークルを抽出すると、一番下の方で、約150冊を売り上げていることになります。
中央値がだいたい20冊なので、100倍の集客力ってほどでは無いようです。
(ただし、壁サークルは確実にアンケート結果を提出しているものと仮定しています。)
いずれは「カミトバ。」も壁サークルに... っと密かに思っています。
ちなみに少数の売上でも壁サークルになる裏技があるらしいです。
それは...
少数煽りといって「◯◯部限定です!」っと煽ることで行列を作る事だそうです。
行列ができると他のサークルの邪魔になるので、次回からは壁に回される可能性が高いということでした。
しかし、迷惑になるのでそういうことはやめましょう。
最後に
今回販売した「カミトバ。vol2」をご所望の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡下さい。
1冊600円です。
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